医療現場で進むIT化

一般社会でのIT化の波は瞬く間に広がっており、医療現場でも例外ではない。
個人病院ではスマホで診療の予約ができたり、一部負担金の決済を行ったりすることができる。また、大病院でも電子カルテの導入が進んでいるほか、自動機による診療受付や、決済システムの導入が進んでいるところも多い。
初めての人は戸惑うだろうが、傍らにサポートの方がいるので丁寧に教えてもらうことができ、高齢者などITに馴染みがない人達への対応も行わっれている。

治療検査においても、IT化が進んでいる。
大病院では、治療計画や手術などのオペレーティングシステムを導入するケースが増えている。テレビドラマでも、人工知能が治療、手術を行うオペレーティングシステムが登場することもある。
現実の医療現場ではまだまだハードルは高いかもしれないが、正確性が向上していけば、医療現場において医療従事者の大きな味方になってくれることは間違いない。遠く離れた所から遠隔操作で手術できることが、ドラマの世界だけでなく現実になる日は近いかもしれない。

このシステムを応用すれば、僻地や無医村などの患者が病院に来ることなく、医師の診断を受診できるようになる。鮮明になったテレビ電話などで、患者の肌艶、口の中、身体を目視して的確な診断すれば、早期の病気の発見につながる可能性がある。
実際に試験的に行っている地域もあるようなので、医療制度とIT化が進めば、病院で高齢者が何時間も待つ姿は無くなっていくかもしれない。